「ProtonMail」に移行し、「Gmail」をやめることにしました

Googleが予想以上にさまざまな情報を収集しています。何か調べ物がある時はGoogleで検索し、ブラウザはChromeを使い、メールはGmailで送信し、どこかに行く時はGoogleマップで所在地を確認し、YouTubeの動画を視聴し、Googleドライブにデータを保存し、仕事ではGoogle Docsを利用しています。すべての閲覧履歴はGoogleに保存されます。インターネット生活のほぼ全てがGoogleによって絡め取られていることは、良いことではありません。そのため、Googleへの依存度を減らしたいと思います。

まずはじめにやめるサービスはGmailです。メールにはすべての情報が含まれており、クレジットカード情報や応募情報、旅行情報など、メールサービスは自分の情報を取得しています。それが飛行機のチケットを予約すると、Googleがカレンダーに予約を作成できる理由です。

ProtonMailの特徴

ProtonMailのメールデータはすべて暗号化された状態でサーバー上に保存されています。データはすべての段階で暗号化されているため、傍受のリスクはありません。もっと知りたい方は、Andy Yen: Think your email’s private? Think againというTEDトークの動画をご覧ください。

購入後1ヶ月間の使用感想

移行は概ねスムーズに進みました。ProtonMailではカスタムドメインの設定もできます。paulme.ngのドメインをProtonMailに移行しました。スパムフィルタはProtonMailよりもGmailの方が優れていると感じました。しかし、ProtonMailのフィルタを手動でセットアップした後、メールの分類は正確になりました。暗号化と利便性のトレードオフだと思います。暗号化されているため、情報を取得できず、訓練データがないため、機械学習的手法を用いたスパムメッセージの分類器を作ることができません。それ以外については、満足しています。